ある日の記憶
ケータリングアーティスト江崎ともみが 日々心震わせるささやかな出来事を綴ります。
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gurikku

Author:gurikku
今だから問われるリアルな食。
本当に「美味しい」ってなんだろう?
ただの美食追求ではなく、愛おしく想う気持ちを大切に
食のあるシーンを演出していきたいと思っております。
人見知りで口下手な私ですが(笑)
「食」を介して誰かと出会えることが今一番の幸せです!!



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私は世間渡りが不器用。

本当に不器用。

大人のシビアさに
なかなか着いていけていない。


昔の上司に
「本当どんくさいな〜」
って
よく苦笑されていた。


もはや
憤りを通り越して
不思議に思われるくらい。


彼女は
そんな私を楽しんでくれていたから
そのことに救われた。

でも。

彼女が本気で怒る時。

それは。

言い訳したとき。

だって、
とか、
でも、
とか。

それから
偽善っぽいことをしたり言ったとき。

どちらも
そんなつもりでないと
その時は本気で想っていても
落ち着いて考えると
すごく腑に落ちることばかりで。

彼女のまっすぐな
すべてを見通す目に、
僅かな
隙もぶれもゆるみも許さない姿勢に、
泣かされ、
えぐりだされ、
学んだ。

恩師であり、
憧れの女性であり、
大切な友人です。

彼女なくして
いまの私は
けしていない。

彼女の潔い凛とした生き様。

まだまだ近づくには精進のこゝろ。



手をかける。想いをかける。
栗。
銀杏。

固い皮を剥き、
薄皮を剥く。

秋の味覚は
手がかかる。

手間がかかるさもない仕事。

でも、
その作業を
一心にする中で
膨らんでいく恵みのありがたさ。

この殻の中で息づいてきた命を
想う時間が産まれる。

「手をかける」

現社会、
「効率」「スピード」
を追求している。

そんなに急いで
どこに向かえばいいのか。

大切なことは。。


今日も愛おしい
この恵みを
時間をかけて
いただきたい。

DSCN4582.jpg



翡翠の美しさ。

秋はきのこの季節です。
名前しか知らない。


いつも
喫茶店だけで会えるひと。


いつも
旅の話や日々のとりとめもない話。


山に川に畑に秘湯に
たくさんの所に出向いて
素敵な話をお土産で持って来てくれる。

そう
多くは語らない。


でも
だからこそ
想いの深さが分かる。


きどりがなくて、
人間味溢れ、
情が深くて
器がおおきくって
あったかくって
会えるだけで
しあわせな力をいただける。


大きな体で
やさしい目。

春には
山菜を採って来てくれる。

先日は
きのこ狩りに行って
きのこを採って来てくれた。


きのこ狩りって体力要るんだ、
採って来て
食べるまでに土を綺麗に洗ったり
手間かかるんだ、
だからこそ愛おしいよ。

って言いながら
貴重な収穫のきのこを
たくさんの恵みをお裾分けしてくれた。


季節のものってさ、
その時期しか取れないからいいんだよね。

美味しくなるまで待つ、っていうのがいいんだよね。


大好きなおじちゃん。

全ての恵みを
いとおしむそのこゝろが大好き。

DSCN4512.jpg

見たことない
食べたことないきのこばかり。

艶やかです。

きのこ汁にしようかと想ったけど、
ゆっくり少しずつ楽しみたいから
しっかりとお醤油で味付け。

DSCN4522.jpg






秋。収穫祭のお料理教室。
先日は五感イベントで
ご参加くださった皆さまと
満喫した
秋晴れのじかん。


その中のお話。
「秋」という季節が
とても五感を研ぎ澄ますのに
最適な季節、ということ。

確かに
気づけば
「食欲の秋」「芸術の秋」「読書の秋」
など、
どれもこゝろとからだを満たすものばかり。

決まり文句のように擦り込まれて
頭の表面だけで聞いていたけど。


よく考えると何故こんなに感覚が敏感になるのだろう。
いつもよりも
色が気になる。
香りが気になる。
音が気になる。

気になる気になる。。

風も虫の音も月の光も大きさも
人が
心地よいと想う
最高のエキスを
神様が計算されて
この季節に集約させているんじゃないかと想えるくらい。


そして、
そこに流れる時間は
とろりと深く濃ゆい。



そんな恵みに感謝せずにはいられないこの季節ならではの食卓を
また皆さまと味わいたく
お料理教室を開きます。

10月24日(土) 11時〜14時
場所は五感イベントと同じ
行徳の自然の家。


今回は
「秋色収穫祭ランチパーティー」


献立は

・秋色パエリア(秋の恵きのこたっぷりです)
・秋サラダ(秋の果物や木の実を使います)
・スパーリングジュース


パエリアは
フライパンひとつで作り、
そのまま食卓に出せる手軽さで
秋の彩り華やかに。

それに
たっぷりのサラダがあれば
それだけで幸せな気分に。

夜なら確実にワイン片手に、、となってしまいそうな。


当日はお昼間でノンアルコールだけれど、
それもまたわいわいと楽しい気分で
おしゃべりもはずみそうです。

ご参加者のみなさまでおしゃべりしながら
手分けして食卓創りをしていきます。


そんなこゝろが踊るひとときは
今の時代にとっても大切なことだと
実感していただけたら。。

そんなことも密かに祈りつつ想いつつ。


参加費 3500円(材料費込み)

DSCN2705.jpg

↑(注;過去の料理の例です。写真のパエリアとは具材が異なりますのでご了承ください)

ご興味ある方はどうぞご連絡ください。






わいわいした後は、
ちょっとこゝろ落ち着けて
本音な話も出来そうな
秋の不思議。

黄昏時になれば、
風がこゝろを鎮め、
虫の音がこゝろを降ろし、
月の光がこゝろを灯す。

ふと切ない引き出しまでも引き出されるのは
どうしてなのか。。

きっとそれは
次へ紡ぐための大切な
こゝろの充電の季節だから。


そんな
秋の気配に寄り添って
一緒に素敵な時間を過ごしましょう。

佇 TATAZUMU
佇 TATAZUMU

という名前の二人展。

織りと器の職人の友人のものかたり。


この空間に訪れると
周りの喧騒は ない。


まるで
何千年ものあいだ
そこにあったかのように
佇んでいるもの達。


耳が研ぎ澄まされる程の静けさ。


なのに
音が ある。

心地よい音楽を聞いているような
そんなリズムがあるのだ。


宇宙の法則に繋がっている
バイオリズムなのだろうか。


時を超え
それを感じ取れる異空間のような。


こんなもの達に囲まれる暮らしは
どこまでも静かなのに
寂しさを微塵も感じないのだろう。


それは
どこかに繋がっていることを
忘れずにいられる空間だからこそ。


このお二人にお会いすると感じる色は。

深めのゴールド。


彼女達は
自身では気づいていないみたい。


とってもとっても
濃い色で輝いている。

DSCN4444.jpg

「音」から連想のおもたせラスク。
ざっくりとした歯ごたえに仕上げた素朴な味。